9日目はホストファミリーの奥さんに風邪が移ってしまったので近くの街、ウインドウロックに行ってきました。
アリゾナ州ウインドウロックって?
ウインドウロックはナバホ族の首都。
そもそもナバホ族は人口30万人ほどで、ネイティブアメリカンの中でも最大の部族。
ネイティブアメリカンの方々には、国家から領有地として認められた地域がアメリカ国内に点在しています。その地域は、その部族に領有・自治が認められており「居留地」のほか「ネイション」=国家と呼んでいるのを今回の旅では度々耳にしました。
ナバホ族の多くの方は、アリゾナ州北東部・ユタ州南東部とニューメキシコ州北西部の3つの州にまたがっているNavajo Nation(ナバホ・ネーション)があり、ナバホ独自の大統領を持ち、独自の法律、国旗、国章、学校、大学、警察に準ずる組織 をもった”半独立国”の中で住まわれています。
その首都がウインドウロックだったのですねー。
何気なく通い、マクドナルドを食べ、スーパーでお買い物をしたくらいの内容でしたが
確かにネイティブアメリカンの方々が多い印象でした。
10日目になると、旦那さんのFさんにも風邪が移ってしまいました。
子どももおり静かに過ごすことが難しく、我々だけでどこかに出かけよう!ということに。
行っちゃう?モニュメントバレー
一番の候補地は、モニュメントバレー。
ナバホ族の聖地とも言われるモニュメントバレー。
行ってみたいなあ。。。
ウィートフィールズ湖からだと、同じアリゾナ州内の移動で北西に約2時間です。
うーーーーん、悩むなあ。
ウィンドウロックあたりまでの1時間弱なら余裕で行き来できる距離。
片道2時間。往復だと4時間。
2時間かー、、、
大人だけなら、なんてことない距離ですが
子どもに2時間のドライブは大仕事。
しかも、体調も超完璧!というわけではなく、倦怠感などもあり今ひとつ。
そして翌日には、コロラド州までの3時間ドライブの予定もありました。
そこで我々はウインドウロックより先のギャラップという街まで出かけてみることにしました。
ニューメキシコ州ギャラップへのロードトリップ
ギャラップは、今から調べてみると1881年に鉄道が開業した、鉄道の都市。
また、ROUTE66も通っており、アメリカ東西をつなぐ街道の要所!ということでとっても大きな街でした。
ウインドウロックより、開けていて陽気な雰囲気だったような気がします。
そんな街で、我々がしたこと…それはやっぱりスーパーマーケットに行く!でした笑
どんだけスーパー好きなの?という感じですが、そもそも観光目的で行ってないので
何があるかよく分かってなかったのです。
FさんSさんの娘さんがギャラップに住んでいらっしゃるとのことで
すごく大きな栄えた街よ、と聞いていたので
じゃ、ちょっくら行ってみっかー!!
くらいの気持ちでした。
かの有名な(?)ウォルマートに行きましたが本当に・めちゃくちゃ・大きい。
写真を撮り忘れてしまったのが悔やまれますが、とても大きなホームセンターとスーパー のような感じ。
衣類・食品・薬・家具・テレビなどなどなど、全部みてたら一日かかりそうで楽しかった!
地元の方々がたくさん来ていて、とても長閑な雰囲気でした。
帰り道では、空がおかしなことに…
白く煙ったような感じになり、ドキドキ。
帰宅してからSさんに尋ねると、これはForest Fireですよ〜とのことで山火事の影響だそう。
この近辺は、夏季は非常に乾燥し、ちょっとした原因(雷や火の不始末など)により毎年山火事が発生しているそうです。
山火事が発生しないようにパトロールするレンジャーの人たちもおり、車で・時にはヘリで監視しているというお話でした。
この時も、警戒のシーズンが始まっており外での焚き火などは禁止。
レンジャーに見つかれば、罰金が課せられるのだと伺いました。
未就学児を連れての海外旅行で思うこと
今思えば、しっかり周辺の街や素敵な場所を調べていけばよかったなあ
そうしたら、ROUTE66の観光をしてみたり
鉄道をみたり…
なんならモニュメントバレーも気合いで?行ったり??したほうがよかったのかなあー!?
と、今現在は思うtsumaです
が。
子連れで体調不良もあったので、「あそこも行きたい!」「ここも行かなきゃ!」と詰め込みすぎずに過ごせたことで、かえって旅自体を楽しめたなとも思います!
tsuma