We tried to make “home” :そよ風ダクトに和紙を貼る

家づくり

我が家には、太陽光空調システムのそよ風を入れました。

リビングにそびえ立つ、結構な存在感のパイプ。

そのままでも格好良いけれど、我が家の雰囲気よりも、チョッピリ強め。
さてどうしたものかと悩みました。

設計士山田さんのおすすめは、月桃紙を貼ること。
自然素材で、和紙なので体にも優しくて調湿作用もあるしいいことづくめですよー
と教えてもらいました。

とってもいいなあと思い、調べてみたのですが、、、

優しい色合いしかないの。。。

いや、素敵なんです。素敵なんですけれども

dodoはもう少し、キリッとさせたい!

勝手な家の素材テーマが、土(グレージュ系)・木(ベージュ系)・鉄(マット黒)

で、今のところ鉄の感じが少ないので、
鉄っぽい黒マットの和紙がいいなあ…と思い探してみました。

これが、ぜんっぜんない!!!

和紙は、大概優しい色合いなんです

そりゃそうだ。自然素材なんだもの。

めちゃくちゃ探して、全然なくて、

もう自分で炭を混ぜ込んで紙すきできる工房が無いかまで探しました。

無いです。

ー完ー

さてどうしたものか。。。と途方に暮れ、3ヶ月くらい放置し

また探し、見つけられず、3ヶ月くらい放置し…

を繰り返し、もうなんで行き着いたのか覚えていませんが、ついに!

ついに!

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見つけました!!!!

Awagami Factry(アワガミファクトリー) 徳島県にある、阿波和紙の会社さんが出しているA-WALLというインテリア用の和紙です。

阿波和紙は1300年前より継承され続ける和紙。詳しくはここに書くよりも、Awagami Factoryさんを見ていただいた方がわかりやすいと思いますので…
https://awagami.jp
ホームページが綺麗だし、情報もたくさん。見ているだけでとっても楽しいです。

さてさて、その阿波和紙のA-WALLですが

○和紙なので調湿性がある
○インテリア用に開発されているので、不燃・準不燃加工がされている
○クロス材料としてロール状の長尺で届けてもらえる(継ぎ目を最小限にとどめられる!)

その上リーズナブル。1m2500円プラス税です。
他の壁紙に使用できそうな和紙が軒並み5000円/mを軽く超えてくる中、良心的すぎる価格。

サンプルも無料とのことで三種類お願いし、貼ってみて

壁紙 棕梠 AW6261(5026) に決めて10m注文。すぐ届きました。

パッケージも三角形で素敵〜!

いざ!和紙貼り!

まず試したのは、スパイラル貼り。

いやーーーーーーーーーーーーーーーーー

むっず

これ無理だろ、、、

丸一日かけて、型を作って試し貼りして…全然うまく行きませんでした。

そんな我々を見かけた設計士の鈴木さん

「縦に真っ直ぐ貼った方がうまくいくような気がしますよ…」

ですよね、、、

そう思った、、、

折れた心が復活するのに二週間ほどかかりました。

いざ決戦!

まず、パイプに水平線を描く。

そしてパイプの長さくらい(3mと、4,4mの2本分)に紙を荒断ちし

周径+1.5cmで紙を縦にカット!さーーーもう後戻りできねえぞ

ノリを塗り

20分のオープンタイム(ノリを馴染ませる時間だそう。ノリの種類によって異なります!)

そして水平線を紙の端に合せてくるくるくるーーーっと貼ってみると…

できた!!!!

いい!!!!!!!!!

すごくいい!!!!!!!!!!

二回目も同じ要領でやり、一回目よりもっといい!!!!!!!!

半日ほどで、想像よりあっさりと綺麗に巻けました〜

この記事ではこの大変さ、伝わらないかもしれませんが

私はもう、本当に疲れました。だってパイプが長いんだもん。。。

でも素晴らしい和紙が綺麗に貼れて大満足でした。

いつかAwagami Factryさんに工場見学に行ってみたいものです。

さあ、これであとはパイプを戻せばOK!!ではないのです。

パイプ曲がってるところがあるんですね…

さて、ここがどうなるかto be continueでございます。