行けるのか?!アメリカ!
前回の記事では、航空券の大幅な変更がありました。
一抹の不安を抱えつつも、できる準備はしておかないと行けるものも行けません。
ということで、次はコロナ禍の海外旅行でキーになる、COVID検査について調べまくりました。
検査の内容について
アメリカ | 日本 | |
入国に必要なもの | ○ワクチン接種とその証明書(19歳以上) ○入国の1日前までに受けた検査の陰性証明書(2歳以上) | ○入国前72時間以内に受けた検査陰性証明書 |
検査の要件 | real time RT-PCR法/LAMP法/TRC法/Smart Amp法/ 次世代シーケンス法/NEAR法/抗原定量検査 鼻咽頭ぬぐい/唾液 | real time RT-PCR法/LAMP法/TRC法/Smart Amp法/ 次世代シーケンス法/NEAR法/抗原定量検査 鼻咽頭ぬぐい/唾液/鼻咽頭ぬぐい液、咽頭ぬぐい液の混合 |
フォーマット | 指定なし/英語表記 | 厚生労働省指定フォーマット /日本語・英語ほか多言語あり |
紙orデータ | どちらでもOK | 原則紙 |
まずアメリカに行く際の検査は、入国から遡って1日以内のものと
結構厳しいです。
希望とすると、居住地の近くで検査できる医療機関で、前日に検査し当日に受け取りができればと思ったのですが…
近所に、渡航用のフォーマットで検査結果を書いてくれる病院は2件。
うち一軒は、火曜が休診=出発日に結果を受け取れない!
もう一軒は、PCR検査とアメリカ渡航用の証明書で1人33,000円と…高い!!!
というわけで、当日、2~4時間程度で結果が出る空港内の海外渡航者PCR検査センター(¥22,000-/人)で受けてみようと思いました。
思っていたのですが…
ちょっと待てよと。
PCR検査じゃないと、ダメなの?
アメリカが認めているCOVID-19の検査要件を見ると
real time RT-PCR法/LAMP法/TRC法/Smart Amp法/ 次世代シーケンス法/NEAR法/抗原定量検査
と、確かにPCR検査は筆頭になっているのですが、他にも認められている検査方法はあります。
海外渡航用を謳っているクリニックさんは、大体どこも
「PCR検査!渡航用の英文の証明書セット!2~3万円!」という感じでパッケージして
大々的にアピールしているのでてっきり、「そういうものじゃないとダメなんだ」と思い込んでいましたが
アメリカ入国に際しては、紙の証明書じゃなくてもOKとありますし
抗原定量検査なら、30分ほどで結果が出て、値段も2600円(@木下グループの検査センター羽田第二ターミナル)と、とにかく安い!!!
英語の証明書もセットですし、結果が出るまで短時間なのも
異常に早く空港についてないといけない…というストレスもなくなり、嬉しいです。
唯一、この証明書にはパスポートナンバーや生年月日が載らないそうで、「その証明書が本人ものである」という証明ができないためJALやANAでは搭乗できないという口コミがあり心配になりました。
デルタでは、問題なくチェックインできるようです。
あくまでも、自己責任となりますので各航空会社に確認をお願いいたします。
日本帰国時のCOVID-19検査
帰りの入国の際は、アルバカーキ国際空港内にある検査ラボでPCR検査をしようと思います。
ここで心配なのが、日本政府指定のフォーマットで書いてもらえるのか…?ということ。
心配だったので、ラボに12月と4月に問い合わせメールをしたのですが
返事が来ず。
うーーーん。困った。
きっと忙しいのだろうけれど…
非常に不安でした。
そこで!Sさんに、現地にて空港のラボにお問合せしていただけないか頼んでみました。
快諾してくださり、メールでお問合せしてくださったのですが
やはり返事はなかったとのことで、電話で聞いてくれました!
米国での日本政府対応COVID検査の書式について
ほぼ統一のようなので、問題ないということでしたがもしフォーマットのコピーを持参すれば、サンプルとして参考に制作するそうです。
発行にかかる時間
2~3日:$99(1人)
1日:$159
日本帰国時も、抗原定量検査でOKと日本政府が言っているので、わざわざPCR検査をしなくても良いとは思うのですが…
なんせ!英語で!現地の!検査機関を探すのが難しい!!!
・検査機関を探し
・抗原定量検査などの希望の(安い)検査があるかをチェックし
・日本政府が良しとしている採取方法なのかを確かめ(鼻ぬぐいはダメ)
・日本政府の書式で書いてくれるかを確認し
・予約するのか/予約不要なのか
・どこにあるのか
・ドライブスルー検査が普及しているようだが、どうやるのか…
ざっと思いつく限り、これだけのハードルがあります。
それだったら多少高くても、絶対安心な空港に、前日に一回行って受ければいいかと思いました。
検査費用
日本で:2,600×3人分=7,800円
アメリカで:$159×3人分=$477(¥130/$→62,010円)
合計:69,810円
決して安くはないですね。。。
それでも、このコロナ禍の中の旅です。
周りに迷惑をかけないための最低限のルール。
必要経費として受け止めています。
今後、このような検査不要で旅行に行ける日は来るのでしょうか…
ワクチン接種証明書
アプリでもダウンロードが可能だそうですが、
今回は市から海外用のワクチン接種証明書を発行してもらいました。
まず、発行に約1週間かかりますので、お早めに準備することをお勧めします。
必要なもの
- 新型コロナウイルス感染症予防接種証明書交付申請書
- 旅券(パスポート)の写し
- クーポン券の写し (紛失した場合は、マイナンバーを確認できる書類の写しでも可)
- 接種済証または接種記録の写し (紛失した場合は、予診票本人控えの写しでも可)
- 住所の記載された本人確認書類(運転免許証、健康保険証等)の写し
- 84円切手を貼った返信用の定型封筒
送り先は、市の保健所
申請書が市役所で配られていたので、てっきり市役所に行って申し込むものだと思っていましたが、保健所でした。
しかも、直接訪ねての提出は受け付けておらず、郵送のやり取りのみでしか申請できませんでした。
保健所から証明書が届いたのは、ちょうど一週間後。
うっかりしていたら間に合わなくなるところだった…!
ファストトラック(検疫手続事前登録)とアプリについて
入国時の日本でのCovid-19検査がなくなったからといって、
検疫が無くなったわけではないので、政府が用意している
ファストトラックのアプリ
はダウンロードしておこうと思います。
これを登録しておくと、大分検疫時のスピードが違うと聞きました。
入国の6時間前までに登録しないと、使用できないそうなので注意が必要ですね。
アプリは旅程の前にはダウンロードしておこうと思いました。
2022/6/1以降、日本入国後の隔離が大幅に緩和となりました
この記事を書いている最中の5/26に新たな水際対策が発表となりました。
世界各国をブルー/イエロー/レッドと色分けし、
ブルーゾーンの国はかなり緩やかな内容で日本に入国ができるようになりました。
アメリカはブルーエリアでした。
○入国時の検査なし!
○入国後の隔離なし!
いやあ…賛否両論あるとは思いますが、旅行に行く身としては本当に嬉しいです。
まず、入国時の検査がなくなったことで、下手したら終電後まで空港に足止めされる…ということがなくなります。(検査結果出るのに時間がかかりますからね)
また、なんと言っても隔離期間がなくなるとは…!
公共交通機関は一応乗って良いことになっていましたが、仕事は隔離のために旅程プラス一週間多く休み、当然保育園も自粛。ネットスーパーも導入と、帰ってきてからの方が大変そうだと思っていたので朗報でした。
もちろん、いつも以上に体調を観察し、迷惑のかからないように日常生活に戻ろうと思います。
まとめ
ここまで書いた全ての内容が、コロナ以前であれば全く必要のないこと…
そう考えると、ずいぶん大きく世界は変化したのだなあと感じます。
一つ一つのやるべきことは、結構調べたり考えたりしないといけなくて面倒ですが、難易度はそこまで高くありませんでした。
このまとめがどなたかのお役に立てば幸いです!
ここまでお読みいただきありがとうございました。