住めるようになった喜びと住んでみての感想

家づくり

だいぶ更新が空いてしまったのですが
実は、昨年2022年3月に住める状態になりました。

いくつかの残作業は残っておりますが、住める状態になった!ということと
住宅購入に対する贈与税の非課税の申告に際し、
2022年3月には住んでいることが条件というものがあったため
工事期間をこれ以上延長することはできず、、、

もう住むしかない!!

ということで、住みはじめました。

なぜ、期間がギリギリになってしまったかと言うと
施主施工つまり自分で作業していたためです。

もともと、設計士さんにも、工務店の施工管理の方にも
めちゃくちゃ時間かかりますよ。めちゃくちゃ大変ですよ。
と言われていたにも関わらず、出来るところは自分でやります!と押し切って進めた施主施工でありました。

そのしわ寄せが、やはり最後に出ました。

工務店の施工管理の方や職人さんには本当によくしていただき
私どもの気持ちを汲み、期間いっぱい好きなようにやらせてもらえました。

感謝しかありません。
本当にありがとうございます。
設計士さんも含め、こんな好き勝手やらせてもらえる会社さんって他にないんじゃないかと思います。

本当に出会いって大切なんだな!と感じましたね。

ちなみに、工務店さんは東京都清瀬市にある内田工務店さんです。
土塗りのワークショップをした際は
社長さんを初め職人さん総出でお手伝いをしてくれるなど、かなり施主側に立って考えていただける工務店さんだと色んな場面で実感しました。
今後とも長くお付き合いさせていただきたくなるくらい素晴らしい工務店さんです。

さて、そんな心優しい皆様の協力を経て、何とか住めるような状態になった我々dodoの新拠点。
果たして住み心地はどんなもんでしょうか?きっと気になる方もいることでしょう。

率直な感想は。

最高でした!

設計の段階から理想が丸々詰まっているし
さらに、自分で好き勝手作業もさせてもらって
満足以外の何物でもない!ってところが素直な実感です。

まだ、残作業が残っているにも関わらずです。
よく夫婦でこの家ってマジでサイコーだわーって言い合ってます。

ネットでよく、後悔ポイント〇選なんてやってますが、この家に限っては、本当に後悔がない。

確かに、設計士さんに言われたにも関わらず、予算の問題で泣く泣く削ったポイント(設計士さんの設計って、すごい考えられてます!予算がある場合は、素直に聞いておく方が得策ですよ!)はあります。

ただ、それも致命的な問題というものではなく、これからどうとでもなるもの。
構造的な問題は無く、我々の予算的に削除したものなので
予算が出来次第、導入したいと思っています。
(例えば、引き戸の扉や、照明の位置など)

ここまでで 家は満足いく出来で、最高だー!という事はお伝え出来たと思うのです。

次に、実際何がそんなに良いのかという点をお伝えさせてください!

それは、土と木の家特有の室内環境の良さです。

我が家の素材は、基本的には、土と木です。
土と木は、元来呼吸する素材と言われてきております。
皆さんも良く見聞きするのではないでしょうか。

でも、実際住んでみないとどんなもんかわかりませんよね。

そこで、実際住んでみた感想となりますが

夏涼しく、冬温かいです。

この家に引っ越してからというもの、ほとんど冷暖房を使っていません。
ここまでエコな暮らし方はしたことなかったです。

私たちは、もともと都市でエコな暮らし方を実践したいと考えていたので
その考えが自分たちの生活で無理なく実践できるようになったことは、すごく喜ばしいことです。

実際、年末実家に帰省し感じましたが
居間以外がすこぶる寒いこと。
トイレに行くにも、風呂に入りに行くにも、居間を出たら極寒。
ドア閉め忘れてしまった日には、非難の嵐。

それと比べて、我が家では家の内部・各部屋に温度差があまりありません。
どこに行くにも、大体同じ温度。
その点でも、暮らしやすいと実感できるポイントです。

ただ、一点勘違いしてほしくないのですが、冷暖房を使わなくても快適なのか?と言われると、一概にそうとも言い切れない点もあります。

体感的に暑すぎない、寒すぎないという事です。
室温は、夏でも大体30度前後、冬は15度前後

人にもよるかと思いますが、これは、冷暖房なしで快適!とは言えないと思います。

しかし、夏の湿気は確かに低く感じ、30度でも比較的過ごしやすいです。
冬も乾燥しすぎることはないので、極寒ではない。
事前に聞いていた通り、土と木の良さが出ているのではないかと感じています。

最も、あまりにも暑ければエアコン入れますし
冬は寒ければ小型ヒーターと上着を一枚着込んで凌いだりもしています。

なので、冷暖房にまったく頼らないで生活できるという訳ではないのですが
冷暖房に頼りすぎない程よい暮らしが出来ていると思っています。

最後に、土と木の家はどうですか?と言われたら、私はこう答えています。

そりゃもう、最高ですよ。と!

ぜひ、これから家を購入されるという方には、土と木の家というのも検討していただきたい。
そして、この良さを味わってもらいたいと思っています!