コロナ禍のアメリカ旅行 3日目 アリゾナのSさん宅にステイ

昨晩は時差ボケなのか?妻は朝6:30ごろまで眠れず。
皆で朝10:30くらいまで寝坊してしまいました。

起ききて、1時間ほどゆっくりさせてもらいます。
旦那さんのFさんは実は我々が訪ねる1週間ほど前から体調を崩していたとのこと。
Sさんも、朝ですよ!ご飯ですよ!というような感じはまっったくなく
全てタイミング。
身体と心と自然(お天気など)の赴くままに逆らわないで、というようなメッセージを送ってくれていたと感じました。

何かに追われることなく、本当に完全な「自分のペース」で過ごせたことって
とても久しぶりかもしれない
もしかしたら、初めてかもしれない。と思いました。

用意してくださっていた朝食はお昼ご飯にいただき、

午後はハーブの採集。

カラッカラの大地に自生するブルーセージ

この日は最高気温が32度くらい、雲ひとつない快晴で刺すような日差しでした。
気温はそこまで高くないのですが、乾燥具合がすごいのと
高地のためか?日差しが痛い感じ。
少し歩くだけで、息切れがします。

そんな中、染め物をしたいがために
ジュニパーとブルーセージを布袋二枚にパンパンを目指し、摘み取ります。

ジュニパーもブルーセージも家の周りに自生しています。

ジュニパーは木です。樹脂があり、摘むとベトッとした感じがあります。

3人で摘み取るのですが、全っ然量が増えません。

まず暑すぎる。

そして、2000m以上の高地である影響なのか、大人2人は頭痛。

妻は早々と切り上げ、横にならせてもらい

子は水浴び、夫は頭痛を堪えつつ水浴びの監督や、散歩・フリスビーなど。

夕方、どこからともなく馬が現れました。

家のすぐそばに馬。綺麗な馬です。

3人で追いかけるも、追いつけず。
10mくらいの距離以上は近づけないように馬たちは距離を保っているようでした。

追いかけると、ある一定の距離で逃げる馬。

Sさんに聞くと、隣のお家の馬だそう。

Fさん・Sさんのおうちにも昔、馬が5頭いたそうですが
みんな撃ち殺されてしまったそうです。

政府からネイティブアメリカンに貸与される土地。

貸与された土地は、血縁者でのみ引き継ぎが許され
誰かに売ったりすることはできないそう。

政府 vs 個人の他に
周辺に住む様々なネイティブアメリカン同士でのいざこざも色々あるんです
というお話が印象的でした。

もちろん、多くの人はいい人ばかりだそうですが…!

おおらかに仕切られているお隣さんとの境界。
馬はどこからともなく出入りしているそう。

夜、子どもが「お馬さんと仲良くなりたいのに、なれない」と珍しくメソメソ泣いていました。

普段泣いたりしない子なので、珍しいなと思いながら寝かしつけ
この日も大人は結局朝4時ごろまで眠れませんでした。

調べてみたところ、高山病の症状の一つに「夜眠れない」というものがあるようでした。
アルバカーキのホテルでは夜ぐっすり眠れており時差ボケという感じではなかったことや
立ったり座ったりした時の頭痛が酷かったこと
妻は数日の間、1日1度は鼻血が溢れるようにポタポタと出ていたこと
少し歩くだけで息切れしていたことなど…
今思うと、もしかしたら少し高山病のような感じになっていたのかもしれません。

敷地内に落ちている何かの骨(殺された馬の骨かどうかは不明です)

ちなみに、高山病についてなど、ネットの調べ物にはSさん宅のWi-Fiをお借りしました。

契約していったT-mobileは、電波が”E”といういう見た事のない表示に。

スマホの電波の表示

E=エッジのEだそうで、日本ではそれこそ2000年代初頭にあった電波の状況。
通話は可能
メッセージも送受信に時間がかかるけど、可能
検索エンジンはほぼ繋がらない
というような電波でした。

T-mobileの接続地域は事前に調べたつもりだったのですが、
どうも範囲外だったようです。。。

きちんとその土地に合った会社を選ばないとダメだなあと痛感しました。

今日もお読みくださり、ありがとうございました!