ティピーがたった8日目の夜、SさんとFさんはティピーで過ごしたようでした。
翌朝起きると、具合の悪そうなSさんが…我々の風邪が移ってしまったよう!
そして、翌々日の10日目には、Fさんも風邪でダウン。
結局、子どもから始まった風邪は、全員に移ってしまったのでした。。。申し訳ない…。
さてどうしよう。
そうだ、どこか行こう…
というわけで、再び今度は我々家族3人だけでウィンドウロックまで車で行ってみることにしました。
車の交通量が少なく、ほぼ一本道なので気持ち的にも楽に行って帰ってくることができました。
お昼を食べたり、あらためてゆっくり買い物をしたりしました。
このとき、気温は30度ほど。そしてめちゃくちゃ乾燥していたので、アイスコーヒー(無糖)が本っ当に身に染みました。
7upも、355mlの12本パックみたいなやつを買ったのですが、これが!後で役立ちました。
脱輪救出大作戦
こうして帰ってきたわけなのですが、Fさん&Sさんの家に続く最後のオフロードで
脱輪している車と遭遇。
まじかよー!
と一回通り過ぎたものの、なんだか気になってしまい、引き返し声をかけてみた。
若いカップルで、男性が
Uターンしようとして脱輪しちまったよー!
もう3時間だか、1時間だか、よくわからんがとにかく長い時間こうしているよー
ロードサービスも全然来ねえよー
でもNo problemだよー
というようなことを言っていました。
ジャッキがあれば、出れそうなんだけどなあ…
とのことで、
うちらこの先の家にホームステイしてるからジャッキないか聞いてくるよ!
と伝え、7upと水をあげました。
だってめちゃくちゃ暑いんですもの…!
そして家に帰り、寝ていたSさんを叩き起こして(申し訳ない)
こういう事情で!困っている人がすぐそこにいて!ジャッキを貸してもらえませんか!!?
と聞いてみたのですが、ちょうどFさんが自家用車の修理でジャッキを使ってしまっており、貸せない
(タイヤを外してしまっており、車を下ろせない)
とのこと。
そうか…どうしよう…仕方ないね。でも、ジャッキがなかったことだけ、あの人たちに伝えに行こう。申し訳ないけど。。。
ということで、戻りました。
すると、女性が運転席に。
男性はタイヤに石を噛ませていました。
どうやら、後輪駆動なので駆動輪に石を噛ませてワンチャン出れないかやってみるとのこと。
俺たち押すよ!!!
うおおおおお!!!!
と、我々夫婦 + カップル男性 with 子どもの賑やかし × アクセルベタ踏み女性
5人の力を合わせたら、出られたんです…!!!
How much???!!!!!
と聞かれたのが印象的でした。
もちろんタダでいいに決まってんじゃん!という意味を込め、No! It’s Free!!(語彙力)と伝えました。
彼らは相当驚いてました。
確かに、水や7upをあげて、ジャッキ探しに行ってくれて、無かったよってちゃんと言いに戻ってきてくれて、車押してくれて、出れたんだからお金を請求する人もいるのかもしれませんが。
日本人の多くの人は、このくらいならお金をもらおうという発想すら出ないのではないでしょうか?
総括
・アメリカは、自己責任のレベルが違うと感じた
・ロードサービスは当てにならない
・車に水は積んどくと良い
・No Coke , No Sprite, 7up ONLY!!!(Fさんの名言です)
tsuma