We tried make “home” 6:設計士さんとの出会い

家を作る絵 家づくり

その頃、会社員として働き続けることに限界を感じていた我々はよく

日本仕事百貨 という求人サイトを眺めていました。

そこで見つけたのが、ビオフォルム環境デザイン室さん。

私たちの家からも電車で数駅の

東京、国立駅のほど近くに事務所があります。

求人は設計士さんの募集で、もちろん私たちは応募出来ないような内容でしたが、
その仕事内容、建築設計の取り組み方に興味を惹かれてホームページを見てみました。

 

・環境との調和、循環する建築

・ヒト、モノ、自然 関係性のデザイン

・農的暮らしとパーマカルチャー

 

を大切にした設計事務所さんで、その内容は私たちの理想とかなり合致しており
自分たちが理想とする家や暮らしを実践していらっしゃる方がいる!と感激

すぐに、ホームページからお問い合わせをしました。

 

  • 一般家庭のため、予算に限りがあります(リフォームの場合は1000万、それ以上になるようなら建て替えを検討)
  • 現在の住居は築30年越え、新耐震の建物ですが耐震強度には何箇所か問題があるそうです(8月に耐震診断を実施しました)
  • 可能であれば建て替えではなくリフォームをしたいです
  • 自分たちでできることは自分たちで手を動かしたいです
  • リフォームで必要を感じていることは屋根の塗り替え、外装の塗り替え、トイレの交換、2箇所ある玄関を1箇所にしたい、8畳の元和室を木の床にしたい、断熱がイマイチなのでできればもう少ししっかりしたいです
  • 予算がもし余ればほかにも色々気になっていること、改善したいことはあります(例えば、壁紙ではなく塗りの壁にしたいなど)
  • 増築を二回しており、増築部分と元々の家屋部分の間に劣化がみられます
  • 隣接する事務所と渡り廊下でつながっており、渡り廊下は取り壊し、塞ぎたいです

これまでの経緯と、たまたまビオフォルムさんを知ったことに加え
上のような自分たちの希望を書き添え問い合わせをしたところすぐにお返事をいただき
スケジュールの調整などを経て、約1ヶ月後に実際にお会いできる機会をいただくことになりました。

2019年9月末、実際に事務所にお伺いし、代表の山田貴宏さんに
私たちの住んでいる家の現状とこれまでの経緯、今後の希望を聞いてもらい
ビオフォルム環境デザイン室の建築や住まい、暮らしへの考え方の概要をご説明いただきました。

リフォームと建て替えの予算感については、これまで別の会社さんでもいただいていた価格帯と同じくらいだろうとの助言をもらい、

やっぱり建て替えがいいかな、という気持ちが固まっていきました。

また、ビオフォルム環境デザイン室さんの国立の事務所の壁には
土壁のサンプルゾーンがあり
我々も壁紙ではなく、漆喰を塗った壁に憧れがあることなどを話すと

ちょうどその時建設の最中の家屋に、土壁の家がありますから見に行きますか?
とお声がけいただき、とんとん拍子で見学にお邪魔することになりました。

初めてお会いした翌週には、日高の家を見学。
家主さんが自ら土壁を塗ったと見聞きして我々の心はもうほぼ固まっていました。

また、山田さんご自身の住居にもお邪魔させていただき

実際の暮らしや住んでいる空間としてのおうちも体感させてもらいました。

山田さんご自身の住居は「里山長屋」という4世帯がつながった長屋で

山梨県の藤野にあります。

山の中、自然豊かな里山に四世帯が寄り集まった長屋に
コモンハウスという住人のゲストが宿泊したり、
近所のかたが勉強会で使用したりできるような素敵なゲストルーム?がつながった
見たこともない、けれども懐かしい、魅力的な住宅でした。

そよ風という、我々がかねてより気になっていた
太陽の熱を効率的に使用するパッシブソーラーシステムも住居に組み込まれており
自然素材の家ならではの気持ち良い空間と、寒くない・暑くない心地よさ、
過不足のない住宅のサイズ感などを体感させていただきました。

また、都市ではない農村に住むことに憧れのあった我々の疑問質問にも
快くざっくばらんに答えてくださり、

私たちは今与えられた土地を大切に、
その場所を豊かにできるような家を建てたいと改めて思いました。

家路に着く頃には自然と「山田さんにぜひお願いしたいね」と話していました。

左側レンガが事務所/右側が住居で真ん中の奥が渡り廊下
向かって左側が南のため、住宅の一階部分にはほとんど陽が当たらない。