前回のdodo内打ち合わせの内容をベースに
ビオフォルム山田さんが設計図案を打ち合わせ前に送ってきてくれました。
プランが2つもあるのか!
なんでだか理由はよくわかんないけど、まぁいいね。
図面を見るだけでテンション上がる〜!って感じでした。
そして翌日。
いよいよ、打ち合わせの日です。
初回の図面を見て、テンション高めの私たちとは対照的に
すごく落ち着いた趣の山田さん。
きっと、こういう夫婦のやり取りを何度も優しく見守ってきたのでしょう。
菩薩のようなほほえみ。
山田さんの横には、今回から本格的に参画していただくことになった鈴木さん。
鈴木さんは、以前からビオフォルム環境デザイン室でお仕事されており、
現在はご自身でも設計事務所を営んでおられる方。
dodo宅の設計を山田さんと2人で対応していただけるとのこと。
ありがたや~
手短に挨拶を済ませ、いよいよ設計図の説明に入ります。
まず、気になっていたプランが2種類あることについて。
これは、建設予定地域は市の条例によるセットバック対象地域の可能性が高く
念のため、
セットバックの対象だった場合(プランA)と、
対象外だった場合(プランB)とで2通りのプランを作成したとのことでした。
セットバックとは、建物と接している道路の幅を4m以上確保するために、道路の境界線を自分の敷地側に“後退”させることをいうそうです。当該地域では、敷地縁端より1mは建物やプランター、塀など設置しないようにという条例があります。通常大きなマンションやオフィスビルに適用されている場所が多いですが、一般住宅にもその事を求められるケースはあまりないのではないでしょうか。
単純に土地が狭くなってしまうので、何とも損した気持ちになりますが。。
これはもう仕方ないことです。
たとえセットバック対象だっとしても、地域貢献と考え割り切ることにするしかありません。
このセットバック必要なのか問題については、
鈴木さんが市と連絡を取り合ってくれる
必要があれば我々も市と協議する、ということで今日は保留となりました。
では、間取りを見てみましょう。
※今回は主に間取り部分の打ち合わせとなっており、間取り以外の細かい要望に関しては、いったん省いています。
- 全体的な要望
- 間取りは、リビング、キッチン、風呂、トイレ、寝室、子供部屋、納戸、作業部屋がほしい
- 吹き抜けをつける
- 家事動線の確保
- 収納は多め
- 風呂、脱衣所、洗濯機、洗面所は一つの部屋にまとめたい
プランA、Bともに概ねクリアされていますが、「家事動線の確保」に関しては、Bにクセがありそうです。
- キッチンに関する要望
- 食料品置き場がほしい
- 既存コンロ、流し、棚の再利用
食料品置き場は、パントリー、食糧庫が!
再利用に関しては、むしろ費用を抑えるためには、効果的とのこと。
実は、キッチン、風呂設備、エアコンに関しては、
dodoが現在の家に住むようになった際に新設しており、まだ新しいもの。
そのため、再利用できるのであれば、こちらとしてもお願いしたいところ。
しかも、費用も抑えられるなんて一石二鳥です。
- お風呂に関する要望
- 洗濯機、洗面所は脱衣所に入れる
- 洗面台は2人同時に使用できる
脱衣所内に洗濯機、洗面台あります。
洗面台の2人同時使用は、プランBだとちょっと厳しい感じ。
- 玄関に関する要望
- 帰宅後に使用した鞄、コートを置ける場所が必要
- ゴミ出し前のゴミを置くスペースがほしい
鞄、コートのおけるスペースは、
プランA、Bともに玄関隣りに納戸があることで、理想的な動線が想像できます。
ゴミの一時置きスペースに関しても、プランAであればパントリーを利用。
プランBであれば、納戸が利用できそうです。
実際に細かく確認していくと、どっちのプランでも良いな!という印象。
しいてあげるなら、
プランAはセットバックしている分狭くなるが、その分洗練された感じ。
プランBはセットバックしていないので、土地は広く使えるが、詰込み過ぎてるかな?という印象。
どちらかといえば、プランAの方が好みかもしれない。
理想を言えば、プランBのサイズでプランAの形が良い。広く使えるし。
ということで、この日はセットバック問題も解決しないこともあり
印象のみを伝え、打ち合わせを終えることになりました。
設計図を見ることが出来る段階にくるまで、早半年。
長い道のりでした。
しかし、設計図を見せていただいたことで、dodoはゆるぎない確信を得ました。
ビオフォルムさんにお願いして、ほんっっっっとうによかった!!!!!!!
設計図を書く前から、何度も打ち合わせして丁寧にヒアリングしていただいたおかげで、
ここまで来ることができました。
ありがとうございます。
ということで、今回はここまで。
セットバックという問題があるとは、今まで全く知りませんでした。
でも、このことに関しては、
⚪︎緊急車両を通しやすくする
⚪︎歩行者の安全を確保する
など、地域社会を考えれば必要な取り組みなのかと思っています。
社会に必要なことであれば、素直に受け止め対応していくしかない…
この問題をクリアにし、良い家を作り上げたい。
山田さん、鈴木さん。
今後ともよろしくお願いします!!