We think about “Zero Waste” 1 : プラスチックごみあれこれ

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プラスチックごみ、なんで減らしたほうがいいの?

1月にふと思い立って、プラごみを溜めてみた我々。

なんとなく「減らしたほうがいいってよく聞くし。。。」くらいの感覚だったのですが、

せっかくやってみようと思った機会

プラスチックごみがなぜ問題視されているか?どんな背景があるのか?
調べてみることにしました。

大きくふたつ

①海に流れ出て、マイクロプラスチックになる

②リサイクルの限界

が挙げられていることが多かったです。

 

①海に流出するプラスチックごみ

海に流出しているプラスチックごみは、
8割が街から風に飛ばされ
川に流されて海に到達。

日本の周りの海は、世界的に見ても27倍もプラスチック量が多いというデータも目にしました。

2050年には海中のプラスチックの数は、なんと魚の数より多くなるそうです。

海に浮かぶプラごみを亀などが誤食し、生命の危機に繋がっていることは時々ニュースなどでも見かけますが

それ以外にもプラスチックごみは紫外線や、波力によりどんどん小さく砕かれ
5mm以下のサイズの”マイクロプラスチック”になっていく。
(なぜマイクロプラスチックになるかはまだ分かっていないことも多いそうです。歯磨き粉や洗顔料などの中にマイクロプラスチックが入っている製品も多数あります。これらは水に流れて海に流出します。)

プラスチックには、汚染物質を吸着しやすいという特徴があります。

海を漂う間に、農薬や殺虫剤などの成分を吸着。

そして海水に混在したマイクロプラスチックは、どんどん生物に蓄積されていきます。

海洋生物や、魚を食べる私達人間にもです。

この蓄積がどのような影響を与えるかはまだ不明…

答えがわかる時、果たして私達は海に漂うマイクロプラスチックを回収することができるのでしょうか?

 

②リサイクルの数字

日本ではプラスチックごみ、どのくらいリサイクルしてるのかというと

82%

リサイクルされていました!

えっすごい!

かなり高いリサイクル率。

これなら、普通に分別してゴミ出しすればいいじゃん!

と思ったのですが、内訳はこうでした。

私が「リサイクル」と聞いてイメージする、

”何か次のモノ”になるリサイクルは全体の25%

57%以上は、燃やされています。

「エネルギーとして、燃える時の熱やなんかを使ってますよ」

ということらしいです。

これを”熱回収(サーマルリサイクル)”と呼ぶのですが、

他の先進国ではこの熱回収はリサイクルには含まれていない国が多かったです。

日本は熱回収を”リサイクル”に含めているから、リサイクルのパーセンテージが高いんですね…。

それ以外に「ただ燃やして終わりにしてます」のゾーンは10%

埋立は8%で、東京は海の方に埋め立ててているようでした(きちんとどこなのかまでは判明しませんでした。)

また、再生プラスチックの利用にも問題点があるとのこと

  • 供給が不確実
  • コストが高い(新品の材料で新しく作るのと同じくらいのこともある)
  • 品質が不安定(リサイクルすると分子が劣化していくそうです)
  • 原油の価格によっては、コストメリットが出にくい(回収された廃プラスチックの費用と原油価格どちらが安いのか?)
  • 二種類以上のプラスチック原料が混ざっていると分別が困難

品質が不安定なことで、使われる製品も限られてしまうそうです。

例えば、車にはプラスチックが結構使われているけれど
安全性などの観点からリサイクルプラスチックではなく、新品のプラスチックを使うことが多い

そんなことがわかりました。

 

そもそもプラスチックって

世界で生産されているプラスチックは、毎年約7億トン。

最大の部門はプラスチック包装で全体の36%

その中でも、容器包装はどんどん増加しています。

日本でも、容器包装プラスチックは全てのゴミの40%(370万トン)

そのうち、「プラスチックごみ」として分別回収されているのは約19%の70万トンです。

プラスチック容器にもメリットはあります。

  • 食品貯蔵寿命の延長 
  • 重量軽減による輸送燃料の削減

これらの数字を見て、どう感じるかは人それぞれ。

 

dodoは、今月もプラスチックごみ計量とともに

これからはできる限りReduce(リデュース:発生抑制)を行いたいと考えました。

必要なところで使用するためにも、
必要ないところで使われているなあと感じるプラスチックは減らしていけたらいいな、と思っています。

参考:2013年「マテリアルリサイクルによる天然資源消費量と環境負荷の削減に向けて」環境省/2016年ダボス会議/2016年「The Plastic Ecconomy」エレンマッカーサー財団/2018年「Single-use-Plastics」UNEP/2018年「平成29年度 沖合海域における漂流・海底ごみ実態調査請負業務報告書」平成29年度環境省請負業務 国立大学法人東京海洋大学