自然塗料とリンゴ箱で本棚をリメイク!DIYしてみた。

リンゴ箱をリメイクして本棚完成 暮らしの作りもの
リンゴ箱をリメイクして作った本棚

先日、中古のリンゴ箱を購入。自然塗料を塗って、本棚へリメイクしてみました。

今回は、そのDIYした内容を記事にしてみたいと思います!!

そもそも、市販の本棚(ホームセンターや、量販店などで売られているもの)は、木目がプリントされたプリント紙化粧繊維板を使用しているものが多くないですか?確かに価格を抑えて見た目を良くするには良い材料なのかもしれません。

しかし、出来ればプリントなどではなく木、本来の良さを楽しみたい。そして、価格も抑えたナイスな本棚が欲しい!!

そんな思いから、リンゴ箱でのリメイク本棚DIYをしてみました。

想像以上に簡単で、おしゃれな本棚が出来上がったので、本記事でご紹介させていただきます。

もし、我々と同様の思いをお持ちの方、ぜひ一度チャレンジしてみてください!

では、本編へ!!

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DIYすることにした理由

実は、我が家には、収納があまりないんです。理由は、建築費用を抑えたかったため。

当初、建築士さんから備え付けの家具を色々ご提案頂いたのですが、最終的に泣く泣く却下させていただきました。

なぜなら、予算がギリギリで備え付けの家具まで手が回らなかったから。家具よりも構造材である土壁や焼杉、敷瓦などの家の核となるものに費用を充当させたかったからです。

そこで、本棚は何かよさそうなやつを買おうかなーと漠然と思ってました。もしくは、板材を買ってきて施主施工でもするかーという予定でした。

でも、ここにきてわざわざ市販の本棚を買ったり、わざわざ新しく材を購入して制作するというのは、いかがなものか?という思いが沸々と湧き上がってきました。

というのも、昨今の情勢により材料費も高騰してきておりますし、資源の使い捨てという観点からも新しい材料で作るというのもちょっとな~というきもち。

じゃあ、古道具はどうかな?と思って、アンティークな本棚を探したんですが、やはり職人さんによるリメイクというか、製品化されたものだと結構良い値段がする。

確かに物は良いんだろうけど、値段は抑えたい。。。

otto
otto

こうなったら、自分でやるしかない!!

DIYだっ!

ということで、自分でやることにしました。

リンゴ箱をリメイクした理由

そんなわけで、新材じゃない材料を色々探したのですが、それでも結構良い値段がする。

古民家の廃材なんかを再利用するっていうのは、個人的にすごく魅力的だったのですが、丸鋸などの工具もない我が家では、ハードル高め。

dodo
dodo

うーむ。。。

そんなときに、ネットサーフィンしていたら、リンゴ箱で色々とDIY出来るということを知りました。

サイズも、結構大き目の大容量。深さ約305mm、短辺約310mm、長辺約625mm(取っ手部分込645mm)です。

中古のリンゴ箱であれば、廃材の再利用だし、既に組みあがっているものなので、工具も不要!

今の我々にピッタリ!!

dodo
dodo

リンゴ箱にしよう!!

ネットで探してみると色々な商品があるようで、新品のものから、中古品だったり、加工済みのものだったり。

そこで、今回は、表面仕上げ済みの商品にしてみました。

理由は、中古品のものだと商品説明欄にそのままでは使用できません!という記載があるものがほとんどだったため。

また、室内での利用を想定していたため、ある程度清潔感がある方が良いなという理由もあります。

さらに、中古だと釘が出ていたり、割れがあったりと結構、ピンキリのようでした。

そのため、仕上げ済という記載があれば、流石に釘が飛び出たままになっていたり、致命的な割れがあるようなものは送られてこないだろう。という想定をしました。

実際に購入した商品はこちら。

購入したリンゴ箱
購入した表面仕上げ済みのリンゴ箱

正直、ぱっと見はめちゃくちゃ綺麗でした。

ただ、少し気になる点もあり。表面仕上げ済とある通り、きれいに仕上がっている(黒ずみなどは目立たない状態)のですが、よく見るとは結構凸凹が目立ちます。面が整っていない。多分グラインダーを斜めに当てて削ったんじゃないかな?という感じです。箇所によっては、シミがひどかったのか、結構削ったなという印象を受けるところもあったりました。仕上げというよりは、荒仕上といった方が良いかもしれません。

なので、一般に仕上げというイメージでいるとちょっとイメージと違うとなってしまうかもしれません。

ただ、dodoとしては商品説明通り、釘などが飛び出ていたり、致命的な割れなどはなく、概ね想定した通りという印象。

完璧な仕上げを求める方には、ちょっと向いていないかもしれませんが、DIY好きな方なんかには、十分なような気もします。値段も2個セットで、送料込みの2,380円とかなりお手頃ですし。

仕上げ済みの表面に見えるグラインダー跡
仕上げ済みの表面に見えるグラインダー?跡

そんなわけで、我々は塗装の前に軽くやすって、凸凹が目立たない程度にメンテナンスしました。

ちなみに、こんなものも。

焼き加工ですって。自分が買ったときは気が付かなかったんですが、これ良いですよね!

自分で焼き加工するのは大変ですし。何より、我が家の外壁も焼杉ですし!

自然塗料を使った理由

塗装には、ドイツの自然塗料、リボス社のカルデットを使用しました。

カラーは黒檀です。

そもそも、塗装をするにあたって塗料は以下の基準で選びました。

  1. 自然素材である
  2. 本来、木が持っている機能や質感を損なわない
  3. コーティング剤のような膜をつくるタイプではない
  4. マットな仕上がり
  5. 匂いが少ない

この基準は家づくりした時の延長でもありますが、私たちのモノづくりの基本になっているところかもしれません。

そして、何より家を作るにあたって自然素材にこだわったこともあり、家具にも同様のこだわりをっ持ちたかったという事があります。

リボス社カルデットの特徴

リボス社はドイツにある塗料メーカーです。特徴は、「天然素材を使用しているだけでなく、天然素材でも、健康に害があるものは使用しない」と謳っている点です。

天然のものでも、アレルギーを引き起こす素材がある。そのような素材は使用しないと会社として謳っているので、安心できるメーカーだなと思っています。

公式サイトはこちら


なかでも、このカルデットは、アマニ油を主成分(自然素材)としており、浸透性があり、木の呼吸を損なわない(木の機能や質感を損なわない)製品。膜を作ってコーティングするようなものではありません。そして、マットな仕上がり感。

匂いも化学製品のようなにおいはありません。

ただ、無臭かと言われると、そうではなく。少し油くさい?というか独特なにおいがします。

匂いに敏感な方は、もしかしたら気になるかもしれません。

ただ、我が家ではそこまで気になるようなにおいではないな。という印象です。

まさに、基準にピッタリの商品!

また、塗装は通常2回塗りとなっているのですが、我が家では、1度塗りで完成にしてしまいました。

理由は、2度塗りすると、色味が濃くなり、なんとなく艶感が出てくる感じがしたからです。

この辺りは、個人の感じ方かと思いますね。

カルデットを塗ったリンゴ箱
左:2度塗り、右:一度塗り

今回、我が家では黒檀というカラーを使用しましたが、カルデット自体は全10色。

カラーサンプルによると、どのカラーも木の風合いを損なわない仕上がりになるようです。

カルデットのカラー一覧
引用:https://www.livos-jp.com/

まとめ

今回は、「自然塗料とリンゴ箱で本棚をリメイクした」という内容をご紹介しました。

リンゴ箱は、再利用になるし、値段もお手頃。しかも、塗装すれば自分好みに作り変えることも可能だし、色々出来てDIY好きにはもってこいの品だと思います。

また、自然塗料をお探しであれば、リボス社のカルデットをおススメします。

主成分はアマニ油、木の呼吸を損なわない浸透性、マットな仕上がりで、匂いも少ないという木の本来の良さを損なわない塗料となっています。

本棚を安く手に入れたい、DIY好きだけど、丸鋸などの工具はお持ちではない方などには、リンゴ箱の再利用がぴったり。

ご興味あれば、ぜひやってみてください。otto