「できる限り自分たちも家づくりに参加したい」という軸。
もう一つとても大切にしたかったことが、
「100年後も誰かに価値を感じてもらえる家」にしたいということでした。
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お金を稼ぎ、食べ物や洋服や家を買い、生きている人が多い現代の日本ですが
買ったものの多くが消費されていくことがほとんどのように感じます。
特に我々の場合は、今住んでいる家というものを壊すと決めたことが
とてももったいないことだと思いました。
耐震性他、問題点はあるものの
「直して使おう」と思うことがどうしても出来なかったこと
壊す家でも、建てた人の人生の多くの時間(=お金・稼ぎ、つまりは仕事)を費やしたものであること
壊すということはゴミになるということ
これから建てる家は、そんな結末を迎えることがないようにしたいと思いました。
例え親類縁者に魅力を感じてもらえなくても、
「この家がいい!」と誰かに言ってもらえるような家
我々が元来、古民家が好きだった為、古民家になれるような家を目指すことにしました。
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日本の風土に適した、古民家になれる家がイメージだった為
木造で、なるべく自然素材の家になればいいなと話し合いました。
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A社に見積もりを依頼していたものの、
もっと自分たちの想像する家を叶えられる設計士さんもいるかもしれない…?
探すともなく見積もりを待っている間に、私たちの家づくりをお願いした設計士さんとの出会いがありました。