ビオフォルム環境デザイン室の山田さんにお会いして
自分たちの考えていることを聞いてもらい
山田さんの活動や住宅を見聞きして
だんだんと自分たちがどんな家に住みたいか、
どんな暮らしをしていきたいかがまとまってきました。
- 家づくりへの要望
- 漆喰の壁にしたい
- タイル張りなどもやりたい
- 大工さんの仕事も手伝えるなら、手伝いたい
- 床も張ってみたい
- パッシブソーラーシステム(そよ風)を導入したい
- 予算があえば、太陽光発電も導入したい
- 平屋にしたい(吹き抜けのような、高い天井)
- 出来る限り自然素材で、近場の材料を使用する
- 作業場スペースが欲しい
- お風呂の造作
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以上の要望を踏まえて、
A社とビオフォルム環境デザイン室さんからご提案をいただき
最終的にどちらにお願いをするか決めました。
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A社
⚪︎漆喰は可能(土台は石膏ボード)
⚪︎大工仕事も可能
⚪︎デザインはイマドキな感じ
⚪︎二名の方が1案ずつのプレゼン
ビオフォルム
⚪︎漆喰は可能(土台は土壁も可能)
⚪︎大工仕事は不可能(危険なため)
⚪︎百年の経年に耐えうるデザイン
⚪︎山田さんと鈴木さんが二人で一案
⚪︎外壁を焼き杉板にしてはどうか
⚪︎そよ風の導入可能
⚪︎出来る限り地場産材を使用
以上のような感じで、両社にご提案いただき
私たちはビオフォルム環境デザイン室さんにお願いすることに決めました。
決め手は、ほとんどフィーリングのような感覚だったのですが
漆喰の下の壁がどうなっているか
ということと
百年という経年に耐えられそうな作り/デザインか?
ということが大きかったです。
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漆喰の下の壁について、私はこれまで当然石膏ボードだとばかり思っていましたが
元々は、土壁。
言われてみれば長野の祖母の家は土壁でした。
石膏ボードが悪いわけではありませんが、
元々の素材(竹・土・藁)がわかる安心感と
ビオフォルムさんではその部分(土壁)を自分たちで作ることも可能ということに
とても興味を惹かれました。
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百年という経年を想定すると、
耐震性能はもちろん
百年後も素敵に見える素材か?(本物の素材であること)
と
百年後も素敵に感じられるデザインか?
がとても重要なことだと考えました。
山田さんの設計した家を何軒か見せていただき、
どの建築も日本という風土・環境にとてもマッチしており
流行り廃りのない家。
百年後もきっと素敵だと思ってもらえる古民家になりうると思いました。
そしてやっとやっと、家を建て替えることと
設計をしてくれる設計士さんが決まったのです。
長かったーーー